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【後悔】公務員試験の替え玉受験【危険】

コロナ禍の影響で公務員試験でも人との接触を避けるために、リモートの1次試験を実施するところが多くなってきました。

リモート試験はデータセンターで予約をして受験するスタイルで従来の教養試験ではなく、SPIやSCOAといった計算や知識の基礎を測る形式で行われることが多く、受験会場も全国にあるデータセンターで自分の都合のいい時間で受験することができます。

計算や知識の基礎といっても、小学校高学年から中学レベルの問題が出るわけで、勉強が苦手な人にとって大きな壁になっています。

困っている人がいれば、そこにサービスが生まれます。

何と、このSPIを代行して受験をするサービスが出始めているのです。

もちろん、これは公務員試験でも利用できそうです。

でも悪いことは言いません・・

絶対に不正行為はしないでください。

公務員の採用では、過去に大きな社会に問題になった不正行為がありました。

それが学歴詐称による公務員の受験です。

簡単に説明すると、就職が厳しかった頃、大卒が受験することができない水道局やゴミ取集などの技能職に、大学を卒業していることを隠して、受験をして採用された人がいたのです。

それも一人や二人ではありません。

大阪市で400人、横浜市で500人もいたのです。最近では青森市や神戸市でも学歴詐称で処分を受けています。事前に申告した人は停職程度で済みましたが、申告をしないでその後調査で判明した人は懲戒免職でした。

大阪市職員学歴詐称

15年経って学歴詐称が発覚

でも、今回の替え玉受験は、それよりもはるかに悪質ですから、発覚すればまず懲戒免職になります。

そればかりではありません。

仮にバレなかったとしても、友達に替え玉受験を頼んだら、もしその友達に一生弱みを握られることになるのです。今はいいですが、何年かして「金銭を要求されたら」、信頼できそうな業者に替え玉を頼んだら、それが反社会的な組織だったら、

あなたは一生、カツアゲされ続けるような、怯えて過ごす人生を送るかもしれなのです。

絶対に不正行為には手を染めないでください。

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